昨日まで普通に動いていたはずのSSDが、突然エラーを起こした。
OSを起動しようとしたらチェックディスクが走って、物凄く時間がかかる。エクスプローラーを開くだけでフリーズする。
いったいどうしたのかと思ったら、常駐させていたCrystalDiskInfoに、3つ出てくるはずのディスク情報が2つしか出てこない。
前のPCから引き継いでサブで使っていたSSDが……突然の死……!!
Recoveritを試してみた
Recoveritとは定評のあるデータ救出ツール。
データが救出可能かわからなかったので、Recoverit無料版でスキャンしてみたところ、データリストはちゃんと見られた。
同時に「不良セクタが存在するため、ディスクイメージを作成したほうがよい」と表示され、それが有料機能とのこと。
データリストは記憶と合致するものが出ているので、多分取り出せそう?と思い切って2ヶ月間プランを購入し、ディスクイメージ作成にトライしたが……。
かかる時間、98時間。(約4日間)
それでも待ってれば進むのかなあ、と3時間くらい放置してみたが……
3時間かかっても0%。
その上、残り時間が99時間59分に延長。
(一応進んでいるけど、28kb/sと遅すぎる)
1TBのディスクなんだけど、どうしたらいいと思う? とAIに尋ねてみたら「とても99時間では終わらないのでddrescueを試してみませんか?」と提案されたので、やってみた。
ddrescueとは
ddrescueとは、Linux上から動かす強力なファイル救出ツール。動かすのには一手間かかる。
だが結果は、約9時間半で99.98%のデータ救出に成功!
しかも無料!
すごすぎないか、ddrescue!
というわけで救出手順を書いておく。
ddrescueでデータ救出した手順
※Windowsの場合です。
- Ubuntuの最新版LTSのisoデータをダウンロード
- 空きのある(または作れる)USBメモリを準備
- Windowsの場合:Rufusというツールをダウンロードし、1でダウンロードしたisoファイルを使ってブータブルUSBメモリを作成する
- OSを再起動し、作成したUSB版Ubuntuを起動する
- Try Ubuntuを選択し、ddrescue起動(Install or Tryと出たら一旦それを選ぶ。最終的にTryを選択)
- ddrescueの処理が終わったら、作成したimgファイルをUbuntuでマウントし、必要なデータをコピー
- USBメモリを外してPC再起動。いつものOSで救出したデータが確認できれば完了
RufusはMicrosoft Storeにもあるよ!
救出したデータが壊れていて、別途Recoveritのようなツールが必要になる場合もあるらしいが、今回のケースではたまたま不要だった。
Windowsでファイルを暗号化しているとUbuntuからは読み込めないので、そのときはWindowsに戻ってからimgファイルをマウントしよう。
Recoveritは返金してくれた
この顛末をRecoveritに報告したら、返金してくれたよ。誠実な会社だねえ……。
RecoveritはGUIで簡単操作でデータ救出ができるお手軽ソフトだけど、今回は残念ながら役に立たなかった。
しかし活躍することもあると思うので、コマンドラインが苦手な方はお試しあれ。