ネオアトラス2が激烈に楽しくて2周した

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ネオアトラス2とは、世界史上に現実にあった大航海時代をポルトガルの貿易商として船団を指揮しながら実際に体験するシミュレーションゲームだ。

特色は世界地図をプレイヤーが作っていくこと。船団の提督が探険してきて報告をしてくれるが、それを信じるかどうかはプレイヤー次第。はちゃめちゃな世界地図ができるし、人それぞれ違った地図になる。

あまりにも面白そうだったのでやってみたのだが、システム強めシナリオ薄めのゲーム性が今のぼくにはとても快適で、楽しくて楽しくて数日間熱中して2周してしまった。

知ったきっかけ

知ったきっかけは「THE ATLAS」がEGGで期間限定500円という話から。

その記事宣伝ツイートをRTしたフォロワーさんが「同じ会社のNeo Atlas1と2がPSアーカイブスにあるよ!面白いよ!」と言っていたので、勢いでPSPでプレイ。

2を選んだのは操作性が改善されているらしいこと、1と2にストーリーの繋がりは無いとのことから。でも1から引き継ぐ要素が一部あったので、そこは残念。

PSアーカイブス、今はPSPからストアが開けないので、WEBから買ってPSPでダウンロードする形になる。詳しくは「PSP 向け PS Store サービス終了について」(SONY公式)。

ネオアトラス2の魅力

一番の魅力はやはり「世界地図を自分で作る」ところだろう。NPCの報告を信じればその通りになるし、信じなければ白紙に戻る。世界生成をちょっとずつリセマラしていく感じである。

ゲーム開始直後から地図が判明しているヨーロッパは地形が変えられないが、その他のエリアは好きなだけ変な地形にできる。もちろん現実の世界地図に準拠することもできる。

ぼくが作った世界地図は1周目はこんな感じだ。なおジパングは中国と地続きである。

1周目

2周目は内海にレアな産物の港が面する悲しみを極力減らそうとして、大河をたくさん作ったのだが、大陸が虫食いになりすぎて気持ち悪くなった。

2周目

インドからロシアの北まで大河が突き抜けたときは途方に暮れたし、アメリカ探索中にはマップの形に嫌悪感が湧いた。内海を避けるなら全部陸続きにするのがいい……そのほうが航海も楽だ……。

簡単な感想

1周目

攻略を知らない状態でいろいろ手探りで始めた。

操作はPSPのコントローラーではLRのボタンが1つずつなので、説明と違うのだが、なんとなくで習得。左スティック的なあれを動かす感じ。

交易

交易が最初は全然わからなかったが、副産物ができることに気づいてからは副産物作りが楽しくなった。ヨーロッパ内でできる副産物がかなりたくさんあることにあとあと気づいた。

ジパングまで到達してアメリカ開拓をし始めた頃には交易の楽しさにハマり、副産物をかなりいろいろ作った。宝飾品は24種でほうびがもらえるのをきれいさっぱり忘れており、達成してほうびをもらって驚いた。

サトウキビで酒ができないので、酒はワインだけなのかって首を傾げていたが、トウモロコシではできたのでそこから酒コレクターへ。最後の1種が自力で見つけられなくて攻略見た。確かに製法としてはそれだわ……敗北感。紅茶は自力で作れた。

スパイスはカレーやらなんやらを作るという発想がなくてそのまま交易していたが、バンキンタンは偶然できた。絹織物と帽子でシルクハットにならないのかなと思ったが、ならなかったよね……。

探索

探索は深く考えずに報告を信じていった。現実の地図と当たらずとも遠からずな感じに仕上がり、まぁこんなもんなのかーと。アトランティス大陸とレムリア大陸は1周目はできなかった。なぜかウンディーネはいたが。

ちなみに今回は世界の形を球形にした。境界線まで行った後の移動のしやすさや交易のしやすさがとてもよかった。

エピソード

エピソード埋めも楽しかったが、どこで終了すればいいかわかりづらいものが多かった。

例えばドラゴンの骨は終わってから海竜を見つけなきゃいけないのを知らなくて、攻略を見てからやっと完了した。

「ソリス家の伝説」は北極星の見つけ方を勘違いして「ここじゃないのか……?」ってしばらく悩んでいた。

竜宮城のやつは偶然ノーヒントクリアした。

2周目をやる決意をしていたので、全ては終えなかったが、だいたいのものは完了させられた。エジプトの太陽は無理だったよ。アトランティス大陸も存在しなかったので、ずっとグレーだったエピソードがあった。

2周目

1週目終わりに決めた2周目の目標はこんな感じ。

  • 序盤で真珠系の宝飾品を作る
  • 内海に面した港ができないように、内陸の水場は外界と繋げる
  • アトランティス大陸とレムリア大陸を作る
  • エピソードを全部達成する
  • 豆の木を作る
  • 世界は平面にする

平面世界は端っこの滝が感動的と聞いたので、一度見てみたくてやってみた。確かにこれは新しい。

交易

交易は1周目でもとても楽しかったので、2周目はもっと力を入れることにした。そこでまず小さい港を巡りながら交易をしていったら、国王が特権契約を結んでくれるまでの間、一度も探検航海をしなかったというありさま。

後半では紅茶とブランデーがなかなかすごい効率を出していた。ブランデーは酒類コンプ後。

平面世界なのもあるかもしれない。港同士がびっくりするほど遠くなるので、カラベル・バレンテが大活躍した。

攻略で見た絹織物も気になったので交易してみた。これはブランデーとだが、ホットカリーや紅茶との交易も良い感じ。1往復300万とかもうよくわかんないな……。

なおクリアするころには資産は5,000万を越えていた。そんなに稼ぐ必要はなかった。

探索

上のほうにも書いたが、虫食いだらけの地図ができた。世界地図を再掲。

インド到達後、内海の形がどうも思わしくなくて大河を作っているうちに、ロシアの北まで突き抜けてしまった。

ここまでする気はなかったんだが……。

アメリカはアトランティス大陸を作った後、最初のほうで東海岸は見つけてあったのだが、本格的に開拓したのはその後だった。北アメリカは最後のほうで探索したが、もうほんとひどかった。

ぼくの知ってる北アメリカはこんなおかしな形をしていない。

内海にレアな産物の港ができたときはほんと悲しいので、それを避けたかったのだが、「内海に水路を繋げる」ではなく「内海を発見しない」が正解かもしれない。

ただ水路大量の世界は港も多い気はする。気のせいなのかなあ。

ジパングには珍妙な港ができていた。対岸じゃないか。

一応これ南東のほうで陸地が繋がっているのだが、港から町まで遠すぎないか……?

エピソード

1周目はバベルの塔ができたので、2周目は豆の木を作った。

地味にハマったポイントは、ゴメス遭難。さすがに彼も片道1,000Lの短距離航海では遭難できないらしく、それを繰り返している間は全然遭難しなかった。が、片道を2,000Lまで増やしたらあっさり遭難してくれた。ゴメスを遭難させたくても遭難してくれないときは、航海の距離を伸ばしてみるといいかもしれない……。

あとゴメスが帰って来た後、人魚岩から噂が出なくて困っていた。人魚岩は調べないと噂が出ないんだね……。

レムリア大陸で四大精霊を見つけたらペレスが何を言うのか気になって、探してみたのだが、どういうわけか今回はウンディーネが存在しなかった。他の精霊はいたんだが。なぜ……?

それとバルディ関連のエピソードがエンディングに影響するのかもと思って、クリアしないでエンディングを迎えてみた。影響はなかった。その展開は固定なのか……。

エジプトの太陽も執念で手に入れてみたが、押し売りを待つ作業が大変。船団を解散して、プレイスピードを速くして、世界をスケール4でしらみつぶしにしていたら世界一周が終わる前に売りに来てくれた。まだ未発見のアイテムがたくさんある……。

参考にした攻略情報

ネオアトラス2の攻略サイトは意外と存在した。

最新作品

Switch/PS Vita/Windowsでプレイできる最新作品がある。

Switch版は値下がりしたばかり。

Vita版は値下がりはしていないのだが、妙に安いものがある。送料に注意。

Windows版は攻略本ありとなしが選べる。せっかくならぼくは攻略本ありがいい。でもちょっとお高め。

布団の中でもそもそプレイしたいゲームなので、Windows版はちょっと手軽さが落ちるのが残念。でもぼくが持っている対応ハードはWindowsしかない。悲しい。

まとめ

ネオアトラス2はとても楽しかった。最新作をプレイするためにSwitchがほしくなるレベルである。

PSアーカイブスではこちら。1は世界の形が4種類あって、2から読み込めるアイテムもあるので、そちらもちょっと興味がある。

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