GOG版オブリビオンをUI含め日本語化する[2022年版]

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この記事は古い。この内容はおすすめしない。(地名は英語のままにしたいなど、こだわりがある方なら旧式の方法でもいいかもだが、必要ファイルの一部がダウンロード不可能になっている)

簡単に日本語化をするなら、2024年現在は「OBJP_EasyInstaller」を使う方法がおすすめ。

春節だからなのか、GOGでオブリビオンが70%OFFだった。買ったらTES1と2もついてきた。TES3も以前スカイリム絡みのキャンペーンか何かで入手済みなんだよなぁ。期せずしてTES1~5まで揃ってしまったが、どうしよう……。

まあそれはともかく、長年気になっていたオブリビオンをやっと購入したので、日本語化のメモ。

Steam版はWindows10でグラボがGeForceだと日本語化すると起動できないらしい。おれはまさにその環境なので、GOG版を購入したのだが、GOG版の日本語化情報に従ってみたらUIの日本語化情報が欠けていた。

結局いろいろ調べ直すことになったので、最終的にやった手順をメモ。

注意点

このページの日本語化方法では地名も日本語化する。地名は英語がいい方は各自で調べよう。

このページではOBSEは使用しない

またこのページの方法ではDataフォルダ以下の内容を書き換えるが、MO2を使って仮想化するのが面倒だったのでそのまま適用している。MO2を使う方法はそのうち興味が湧いたら試すかもしれない。

参考にしたサイト

必要なもの

GOG版日本語化パッチはリンク先に「GOG版使用者は~」と記載があるので、それを利用。

パッケージ製品用パッチもリンク先は同じ。項目最下部の「入手:メイン、ミラー」と書いてあるところがダウンロード先。

Oblivion Mod Managerは「しとしん版日本語MOD」を導入するのに必要。Omod形式のインストールができるツールなら他のものでも可。

Shivering Isles 名詞日本語化MOD、DLC名詞日本語化は、wikiには「現在非推奨」とあるがどちらも最新バージョンを使用した。不都合があればひとつ前に戻そうと思う。

オプション

オプションとしてUnofficial Oblivion Patch 3.5.1(しとしん版日本語MODVer 3.6に付属のものより新しいもの)、BOSSも紹介しておいた。

Unofficial Oblivion Patchはバグを2000個以上直しているらしい。最初は導入しないでおこうかと思ったが、導入したほうがよさそうなので導入した。

BOSSはMODのロード順を適切なものにしてくれるツール。MODをたくさん導入する予定がある人は使うと楽だそうだ。Unofficial Oblivion Patch+日本語化MODの時点でもうわかりづらいので、ツールが増えることに抵抗がなければがなければ使おう。

日本語化手順

ここから手順の紹介。

作業に使うファイルは、今後Ovlibionを再インストールするときなどに備えて全てバックアップしておこう。

1. GOG版日本語化パッチを当てる

GOG版日本語化パッチを展開して、「TES4_JaPatch_015c_GOG.exe」をOvlibionのインストールフォルダに置く。

パッケージ製品版用パッチ(TES4JaPatch015c.zip)を展開して、「obja.dll」「obja_config.exe」をOvlibionのインストールフォルダに置く。

TES4_JaPatch_015c_GOG.exe」を実行する。

この辺りは以下の参考記事の「1.GOG版日本語化パッチの適用」が非常に丁寧。

2. Oblivion Mod Managerをダウンロードしてインストールする

Oblivion Mod Managerをダウンロードしてインストールする。インストール先は適当に好きなところへ。

3.(オプション)BOSSをダウンロードしてインストールする

日本語化手順によっては導入MODが結構増える。BOSSでMODのロード順を整えておきたい方は導入しよう。

なおリンク先のWikiのインストール方法は古いため、要注意。

最新版はGitHubからダウンロードする。

boss_installer.7zをダウンロードして、インストーラーでインストールしよう。

インストール後、コマンドプロンプトでゲームの選択画面が出たときは、慌てず該当の数字を入力してEnterキーでOK。

またBOSSをインストールする場合はしとしん版用BOSSマスターリストが必要。日本語化MODのロード順を適切にしてくれる。

このあとの「しとしん版日本語MODVer 3.6」インストール過程でも行えるので、ここでは何もしなくていいが、手動で行いたい方は以下の手順でどうぞ。

しとしん版用BOSSマスターリストを手動で導入する場合

「しとしん版日本語MODVer 3.6」の「おまけ」フォルダ内に「しとしん版用BOSSマスターリスト」というフォルダがある。

BOSS2.1以降用の使用方法.txtを読んで、その通りにすればOK。おれが下手なこと書くよりそっちのほうがいい。丁寧なので。

長くて読むのが面倒って方は、テキストファイル内を検索して「■しとしん版マスターリストのインストール」まで飛ぼう。

4.(オプション)「しとしん版 Unofficial Oblivion Patch 3.5.1」を導入する

導入するならこのタイミングで!(「しとしん版日本語MOD」の前)

後からインストールすると競合などの問題でいろいろ面倒。

しとしん版 Unofficial Oblivion Patch 3.5.1をダウンロードして展開する。

Oblivion Mod Managerを起動して、Loadボタンを押し、しとしん版 Unofficial Oblivion Patch 3.5.1.omodを選択する。

読み込んだ後は、Oblivion Mod Manager右側の欄からしとしん版 Unofficial Oblivion Patch 3.5.1を選択してActivateボタンを押す。

いろいろなダイアログが出るので、よく読んで、自分の環境に合うものを選択する。

四角が青くなったら導入完了。

※不明点がある人は、添付の説明テキストファイルが非常に丁寧なので読めばだいたい解決すると思う。

5.「しとしん版日本語MODVer 3.6」を導入する

しとしん版日本語MODVer 3.6をダウンロードし、展開する。

Oblivion Mod Managerを起動して、Loadボタンを押し、しとしん版日本語MOD 3.6.omodを選択する。

いろいろなダイアログが出るので、よく読んで、自分の環境に合うものを選択する。特にUnofficial Oblivion Patch周りはよく読もう。BOSSを導入している人は、ここでもマスターリストを導入できる。

四角が青くなったら導入完了。

※不明点がある人は、添付の説明テキストファイルを読もう。丁寧なので、読めばたぶん解決する。

6. achiさんの日本語化MODを導入する

これはしとしん版日本語MODの前でも後でもいいのだが、一応ここで。

「Shivering Isles 名詞日本語化MOD」「DLC 名詞日本語化ファイルセット」を導入する。

「Shivering Isles 名詞日本語化MOD @achi」を導入する

Shivering Isles 名詞日本語化MOD @achiをダウンロードして展開する。「JPWikiModAltSI_by achi.esp」をOvlibionインストール先フォルダのDataフォルダ内に入れる。

Oblivion Mod Managerを起動して、左側の欄で「JPWikiModAltSI_by achi.esp」にチェックを入れる。

チェックマークがついたら導入完了。

「DLC 名詞日本語化ファイルセット @achi v1.12」を導入する

DLC 名詞日本語化ファイルセット @achi v1.12をダウンロードして展開する。v1.12の場合、Knight of the Nine(KotN)の日本語化ファイルも含まれている。

DLC_JPPatch.exe」を実行し、Ovlibionインストール先フォルダのDataフォルダを指定する。

実行するとDLCのespファイルが書き換えられる。元のファイルもリネームして保存してくれるが、気になる人はバックアップしておこう。

なおここの手順は以下の参考サイトの「4.日本語Modの導入(DLC)」内「4-2. DLCの日本語化パッチを実行」とほぼ同じである。(適用しているファイルは違うが、同じように動作するように作られている)

7. MODのロード順を整える

BOSSを入れていればBOSSで。入れていなければ、Oblivion Mod Managerの画面で、Move upMove downを使ってMODのロード順を整えよう。

以下の画像は、おれが「しとしん版用BOSSマスターリスト」導入済みのBOSS 2.3.2で整えたロード順。こうなっていれば大丈夫なものと思われる。

BOSSを使って上手くいかない方は、「しとしん版用BOSSマスターリスト」のBOSS2.1以降用の使用方法.txtをよく読めばたぶん解決策が書いてある。

これにて日本語化作業完了。実行して日本語になっているか確かめよう。

オブリビオンの起動の仕方

Oblivion Mod Managerに「Launch Ovlibion」というボタンがあるので、そこから起動したくなってしまうかもしれないが、それでは起動しない。

通常ランチャー(GOG版なのでGOGから)で起動すれば、ロード順が適用されたものが起動するようだ。便利。

フォントの調整例

日本語化が完了した時点では、フォントはMSゴシックであろうと思う。おれの環境では字間が妙に広かったりして読みづらかった。

日本語化パッチを当てたことで、オブリビオンのゲーム画面で「^」キーを押すとフォント調整メニューが出るようになっている。その調整例を載せておく。

ゲーム画面を一部掲載するが、ゲーム開始して最初のダンジョンの中、及び出てすぐ最初に向かうであろう集落(メインクエストに従った場合)で見られるものばかりなので、ネタバレってほどではないと思う。

ジャーナル、マップ

空白が全角らしいのが落ち着かないが、まぁ読みやすいかなと思った。「源暎ラテゴ」を使用。

地図も同じ設定にしている。

ダウンロードはこちらから。

字幕/HUD

夜なので画面が暗いが……。「しねきゃぷしょん」を使ってみた。

後々気付いたが「しねきゃぷしょん」では表示されない文字がある。そんなに困ることはないが、気になる人は他のフォント推奨。

ダウンロードはVectorから。

手紙

「厩」が表示されないフォントが多いので、これは暫定版。厩だけ太いのが気に入らないので後日また調整したい。このフォントは「春夏秋冬II」。

ダウンロードはこちらから。

おわりに

PC版オブリビオン、箱コン(XBOXコントローラー)に対応していないんだね……。

正確にはスティック操作だけ対応していて、ボタンが利かない。

まぁキーボードとマウスで遊ぶからいいんだけど、箱コンを接続していると移動がしづらくなる。牢屋から始まったので、手かせ足かせとかついてて移動が遅くて外してもらえたりするのかなと思っていた。違った。箱コン抜いたら直った。

PCに箱コン繫ぎっぱなしの人は、オブリビオンをプレイするときは抜こう……。

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