SIM3って知ってる? 「Vtuber失踪案件」の作者と言えば知ってる人もいるだろうか。2025年8月当時、タイトルに「案件」を含むサイト検索型謎解きゲームを3作公開していた人で、類似のゲームを制作するためのイベント「謎ミステリーブートキャンプ」を主催した人だ。
なんとその「謎ミステリーブートキャンプ」、成果発表として2025年8月当時、27作品が公開されていた。(11月に更新されて1作品増えた)
ちょうどタイミングよくSIM3の案件シリーズを3つ連続でクリアした直後だったので、ブートキャンプ参加作品も大部分遊んでみた(2025年8月当時公開されていたものは全部)。感想はnoteに公開していたんだけれども、この記事では全体を総括した感想を書いておくよ。
余談だが、この記事で「ARG」と表現せずに「サイト検索型謎解きゲーム」と書いたのは、ARGではないがゲーム性が似ている作品も含まれているため。
余談だが、この記事の原型は2025年8月末に書かれた。その後情報を整理しきれず公開できないでいる間に1年経ち、「謎ミステリーブートキャンプ」はその後も開催され、SIM3自身の作品数も増えた。そちらは全く遊べていない……。なのでちょっと情報は古いのだが、「第1回謎ミステリーブートキャンプ」の作品情報を今からまとめて読みたい方がいるかもしれないので思い切って公開した。
全体的な感想
当たり前だけどひとつとして同じ作品が無い。どの作品も個性的!
単に内容の面だけでなく、サイトの形ひとつとっても、「かがみの」や案件シリーズに似たタイプのサイトもあれば、全然違うサイトもある。
内容に関してもジャンルがバラバラ。「かがみの」や案件シリーズに似たテイストのシナリオもあるが、そうでないものもたくさんあった。
大勢がゲームを作るってこういうことなんだなぁとしみじみしたなあ。
作品のクオリティは、まだ粗削りだと感じるものもあったけれど、「かがみの」や案件シリーズに遜色ないと感じる品質のものもあって、こちらも壮観だった。
画面演出もすごく凝ってる人がいてね! 複数の作品で、ウェブページでこんなことできるんだって感動しちゃったよね! すごいなあ。
個別作品感想は以下のnoteのマガジンにまとめてある。
難易度別まとめ
ここからは難易度別に一言感想を添えて紹介していく。順不同。難易度はおれの主観なのでご注意。
すぐにプレイしたい人は公式紹介へ、おれの詳しい感想はnoteの記事へどうぞ。
初心者向け
ページ総数が少なめ、あるいは謎解き難易度が低めの作品。
「無題」
サクッと終わるため、軽い謎解きとしていいかも? 残念ながら公開終了してしまったようだ。
「Love Letter」
ページ総数は結構多いが、謎解きがやさしい。
「アドメン失踪事件」
ページ総数が少なめ。こういう世界観好き。
「○○を特定せよ。」
こちらもページ総数が少なく、易しめ。しかし世界観はすごく充実している。すごい。
「ねこだいすき失踪事件」
謎解き易しめ。ページ総数はそこそこだが1ページのボリュームが少なく読みやすい。ノリが好きすぎる。
「カナちゃんを見つけて」
スタンダードなシステムで総ページ数も少なめ。恐怖演出に注意。
この手のゲームに慣れ始めた人向け
ページ数が中程度、あるいは謎解きがちょっと大変だった作品。
「その結婚相談所、失踪者アリ。」
スタンダードなシステム。謎解きがちょっと大変かも。
「霊域探査室File01: 喫茶店従業員失踪事件」
スタンダードなシステムで、ボリュームがそこそこ。読み応えがあった。
「青渓学園新聞部調査記録」
ページ総数は少ないほうだが、謎解きがちょっと大変かも(特に野球の知識がない場合)。完成度が素晴らしく高い。
「瑞無高校七不思議」
ストーリーのまとまりがよく、謎解きもしやすい。
「消えゆく無料サイト」
古の個人サイトを思わせるデザイン。ページ総数は少なめ。
「バスボム異物混入事件」
謎解きの内容が独創的。総ページ数は少なめ。
「ことりの散歩道」
こちらも古の個人サイト風のデザイン。個性的なシステムのため、勝手を掴むまで大変かも。
「桐生荘の301号室」
スタンダードなシステムでちょっと怖い系。自分は迷走したけど、難しすぎはしないはず。
「霊域探査室File02:ハンドメイド作家動向調査」
プレイしたのにnoteに紹介記事書く時間が作れなかった……。謎解きの内容は素直で、ボリュームもほどほどだったと記憶している。
noteがないのでPrivetter+に公開しているネタバレ感想にリンク。
慣れてる人向け
ボリュームや難易度的に、「かがみの」や案件シリーズで慣れている人でも充分楽しめるだろう作品。(ボリュームは、多いものでも案件シリーズの半分弱程度)
「気象共鳴 ― 天の声、地に届く ―」
スタンダードなシステムだがちょっと謎解きが大変。
「I AM NOT あるいは二階堂玲の場合」
高いゲーム性と濃いストーリー性が魅力。
「Good Luck」
面白いシステムが取り入れられてて、謎解きにも歯ごたえあり。
「Noct.」
世界観と演出が凝っていて遊びごたえが高かった作品。謎解きはちょっと大変かも。
「しらはのや」
すごく難しかったけれども、巨大掲示板のスレ民感覚が味わえて楽しかった作品。作り込みがすごい。
「ミャクセイ番地」
個性的なシステムが使われている意欲作。ページ総数は少なめだが苦労したという声が結構ある。
「悠凛書店管理サイト」
こちらもシステムとしてはスタンダードだと思う。難易度はちょっと高めに感じた。
「救済の権利」
ストーリーが濃く、読み応えがかなりある。終わってからも何度か読みに行った。
「女子高校生行方不明事件」
いろいろなデータを元に調査する必要があり、遊びごたえがある。
「拾得物 XXXX001 ビジネスバッグ」
総ページ数はそう多くはないが、検索ワードの探し方が独特。ぜひ警察官になったつもりでプレイを。
「ようこそ、特殊遺失物物品記録編纂室へ。Case:001」
CUI風のシステムがとてもお気に入り。ストーリーも面白かった。
「0時の日記」
個人的に苦手なタイプの謎解きゲームだが、こういうのが好きな人なら大いに楽しめるはず。
未プレイ
時間が作れなくて未プレイの作品も紹介しとくね!! 「Angel not found」というミステリー作品だそう。
おわりに
「もっといろいろな作品を遊んでみたい!」という方向けに第2回の成果作品リストもつけておくね。こっちは全然遊べてないんだけど、いつかやりたいな……。増えゆく積みゲー。
SIM3はWebARGポータルなるものも運営し始めてるようです。なにそれすごい。
作る側に回ってみたい方は「第3回Webミステリーブートキャンプ」が企画されているそうなので、こちらも要チェック。
主催者のSIM3がリリースした作品も複数あるはずなんだけれど、こっちはまとめきれてないです。SIM3のnoteを見れば追えると思うので、気になる方はそちらから。


























































